今回は吹田を少し離れ、先日、三重県に旅行に行ったので、そちらの情報をお届けします。
旅行の目的は鳥羽に行く予定だったのですが、休憩も兼ねて伊賀に立ち寄りました。そこで食べた昼食が「田楽座 わかや」の"田楽"です。
田楽なんて普段は食べないので、本当はここの近くの有名なパン屋さんに行くつもりでしたが、せっかくの旅行ということもあり、郷土料理を食べることに決めました。駐車場に車を止めて、店の前に着くと、とても立派な店構えで、歴史を感じます。文化年間の創業だそうです。
中に入ってみると、木造作りの建物で、古いという印象はなく、落ち着いた雰囲気のお店です。入ってすぐの場所で、田楽を作っています。炭火で焼いた田楽の香りが店中に立ち込めています。
作り方を見ていると、職人技です。ボールに入っている味噌は１０００日間熟成させたものだそうです。
お店の人に通されたのは、２階の座敷の部屋でした。こちらの部屋は、３０００円以上のコースメニューを頼むと、予約もできるそうです。
今回食べたのは、オススメのAセット１，５５０円を注文しました。メニューに書いてある一品料理もかなり気になります。豆腐田楽なので、一品料理も豆腐を使った料理になっています。
初めての本格的な田楽料理で、ワクワクしながら待っていると、ついに田楽料理が運ばれてきました。炭火で焼いた香ばしい匂いに食欲が掻き立てられます。早く食べたい気持ちを抑えつつ、しっかり写真を撮りました。
田楽はあつあつで、甘辛いお味噌がご飯との相性抜群です。しっかりした味ですが、柚子味噌なので、しつこさはなく、どんどん食べ進められます。ご飯にも合いますが、きっとお酒のおつまみにもぴったりな味です。
ご飯も見た目は少しべっとりしてそうに見えますが、伊賀米でもちもちの食感がとても良かったです。このご飯の上に田楽をのせて食べます。田楽のお味噌がご飯について、ご飯がものすごく進みます。
副菜の煮物やおからは、とても味付けがやさしく、ほっとさせてくれるような味付けです。田楽の味が少し濃いので、あえてそういう味付けにしているのかなと思いました。
味もそうですが、量的にもちょうど良い程度のボリュームになっています。素材が豆腐なので、さらりと食べきってしまいました。お腹がいっぱいの満足感より、美味しかったという満足感でいっぱいでした。
パン屋さんと悩みましたが、結果的に「田楽座 わかや」さんに来て正解でした。
来た際もそうだったのですが、帰る頃にもお客さんは次から次へと入ってきていました。とても人気のあるお店みたいです。外人さんも多かったので、おそらく旅行で来ている人たちもたくさんいるのでしょう。
伊賀の近くを訪れた際は、是非立ち寄っていただきたいお店です。
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＜田楽座 わかや（三重県 伊賀市）＞
営業時間：平日 11:00～14:00、17:00〜20:00
定休日：月曜日（祝日の場合は営業）
住所：三重県伊賀市上野西大手町３５９１
電話番号：０５９５−２１−４０６８
駐車車：あり（３０台くらい？）
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